団体概要
活動内容
からだのハンディや高齢により、タクシーや公共交通での移動が難しい方の外出を、車椅子のまま乗り込める福祉車両でサポートしている
沿革

1998年
設立
2000年
特定非営利活動法人化

所在地
西東京市東町6−9−5若芝ハイツ103
URL:http://www.kasi.co.jp/hirake/


Q.どのようなNPO団体なのでしょうか?


車椅子などの外出のしにくい方への車での移動サービスです。行政などもこのようなサービスをやっているのですが、回数や時間、目的に制限があって、病院に月2回行ったらもう使用できないといったことがあります。私共は成田への早朝お送りやコンサートなどへの会場までの送り届けなど、楽しい事に使用してもらいたくて立ち上げました。

Q.立ち上げ時に関して教えてください。

一番最初の立ち上げの時に、9つの団体が集まって立ち上げました。運転手に関してはHPなどの手段を使って募集しています。行政の出来ないサービスを行うようにしておりまして、朝の8時半から5時までしか行政は行っていないのですが、ひらけごまでは早朝や夜遅くまでの対応を行っています。利用者は個人が101名、3団体が利用されています。
申し込みからの流れですが、こちらにある車の種類や目的地までを受け付けてからコーディネーターが調査し、ドライバーに伝えます。そこをしっかり把握していくことが大切ですね。

Q.資金面はどのようになっていますか?

380万を用意して車や事務所を構えました。年間の収入は会費から160万円、利用会員は1回につき500円をいただいております。運行には1時間2,100円をいただいていて、総収入は年間で1700万円くらいですね。

Q.NPOで成功したのはどんな点だと思いますか?

立ち上げた頃は社会的に実績を作れば助成金をもらえる、という時期だったのですが、丁度地域枠は受け付けないという時に入ってしまったんです。それならばひとつの市ではなく広域で対応しよう、ということになって事業を始めたところ、ひとつではなくたくさんの市から助成金を得ることができました。
あとはケアマネージャーからの口コミが一番大きいですね。いいサービスでいい評判が立たないといけない。想いで始めても想いだけでは続かないんですよ。ひらけごまも、市から委託を受けるようになって周りの信用度が上がっていきました。早朝や深夜にも対応したりと、枠から外れた方の対応をしていたので「あそこなら何とかしてくれる!」という信頼も得ています。

Q.組織運営はどのように行っているのですか?


理事会は月に1回は行っています。総会と理事会に出ているメンバーが同じですので、理事会と総会がもめるということはありません。利用者にはアンケートや個人面談などでご意見を聞いて取り入れるなどの体制で行っています。

 

 

 

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