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Q.安生社長の起業のきっかけはなんですか? |
学生の頃からとにかく社長になりたい!という漠然としたものがありまして、特に何でやるのか決まってはいませんでしたが、留学したときに古着屋の粗利などを直接見ると起業するには何でもいいんだ、と気づくきました。
海外で草刈のバイトを経験して、こんなことでもウォンツとニーズをくっつければビジネスになるんだということを実感し、そこからは何で起業するかが楽しくなりましたね。
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Q.なぜ古着屋に決めたのですか? |
最初はリサイクルの総合ショップ、ブックオフのようなものをやりたかったんです。ただそれだと資本がかかるし、最初からその規模では出来そうになかった。なのでアパレルに絞って始めたんです。
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Q.経営に関して何か勉強はされましたか? |
特に勉強はしなかったんですけれども、若かったので、オンタイムでお客様と接することが出来てお店をやりながら経験を積みました。お店をやると同時に卸もはじめ、アルバイトを雇う必要が出てきて、そのアルバイトから服のたたみ方などいろいろなことを教わりました。アルバイトは同年代か年上なので、こっちが教えてもらっているという意識がありましたね。
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Q.会社の基本理念を教えて下さい。 |
楽しく出来ること。
自分がいて、スタッフがいて、みんなが楽しめること。それが一番ですね。
大変でノイローゼのようになることもありますが、不思議とやめたいなと思うことはないです。経営で楽しいことは、やはり会社の成長ですね。
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Q.起業時、仕入れはどのようにしたのですか? |
起業時は規模が小さかったので、取引先を安定させるために無理にでも品物を仕入れなければいけなかったんです。そうしたら利益率を落としても卸というカタチで販売業を増やせばいい、ということになりました。
始めはアメリカに買い付けに行くと、うちの店では置けないけど、他のお店だったら流行るだろうという品物もあったのでそういった物も仕入れていたんですよ。今は仕入れはアメリカのみです。
初めの店舗を町田にしたのは渋谷・原宿は到底無理だったからです。出せるところが町田しかなかったですね。
ただラッキーだったのは、私たちが出店してから町田が「古着の町」として認知度が上がり、同業者が増えて都内からもお客が来るようになりました。
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Q.成功のポイントは何ですか? |
服だけ商品ではなく、空間であったり、音楽であったり、スタッフであったり、いろいろなものが商品になるので全体のクオリティーを上げることです。
ゆったりとした陳列、音楽、香り、休憩できるベンチに水などのサービスも行っています。
スタッフの教育として、新しい店舗に関してはすべて任せてしまい、スタッフにオーナーの感覚がつくように指導しています。
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