団体概要
活動内容
アートフリマ等アートイベントの企画・運営や地域との連携
アート・デザイン関係の仕事受託
アーティストのプロモートやマネジメント支援などの活動を行う
沿革
2000年
任意団体「荻窪アート楽市楽座実行委員会」として発足
2002年
「アーティストサポートカウンシル」としてNPO法人化
西武鉄道株式会社と連携してイベントを開催
所在地
東京都杉並区井草3−27−20−304
URL:http://rakuichi-rakuza.hp.infoseek.co.jp/


Q.NPOを立ち上げたきっかけはなんですか?


そもそものきっかけは路上から始まっているんです。90年代終わりごろから路上や公園で自分の作品を売っている人が増えてきて、それを井の頭公園で見たときに感動しました。けれど実際に路上で作品を発表している人に話を聞いてみると、自分の作品を出す場所が路上しかないという現状があることを知り、きちんとした場所で作品を発表出来る場所を提供したいと思って荻窪でイベントを開催したのが始まりでした。

Q.なぜNPO法人にしたのですか?

イベントを継続的に運営するにはきちんとした法人格にする必要があると思ったからです。ただ、ぶっちゃけて言うとお金がなかった(笑) 会社にしなかったのは、利益優先にしたくなかったことと、アーティスト支援イベントを商店街でやることによって地域の商店街を活性したかったんです。それで調べてみると、NPOの目的に「芸術文化振興にかかる事業」という部分でまずはNPOで立ち上げて継続していこうと思いました。

Q.NPOにしてメリットはありましたか?

やはり社会的な信用度はぐんとあがりましたね。まず行政からも声をかけてもらえる。企業や商店街にこういうイベントがありますよ、という話をしに行くときも個人や任意団体では相手にされないところがあるんですが、きちんとしたNPO団体ということを出すと信用してくれるというところが強みですね。

Q.逆にNPOで大変なことはなんですか?

資金面や人材面のやりくりが大変です!

Q.アートイベントはどのようなことをされているのですか?

主にアートフリーマーケットを行っています。アーティストが自分の作品をブースを設けて販売するものです。最初は荻窪でやっていてその後は中野や八王子や府中で開催しています。八王子市の方と昨年の11月に「アートムーチョ」という名前で200名ほどのアーティストが参加したイベントを開催して、新聞などにも取り上げられました。
参加するアーティストの方は井の頭公園などへ行ってチラシを配ったり、アーティストのネットワークを利用して口コミで広げていきました。今までに400名近くのアーティストが参加してくださいました。

Q.ASCの強みは何ですか?


アーティストのネットワークですね。実際に現場へ行ってアーティストさんとのコミュニケーションを取ることを4年以上続けているので、たくさんのアーティストが参加してくれています。 理事と事務局長を一人でやっているので、アーティストに対するケアを大切にして、イベントをやってもやりっぱなしにならないように改善点を聞くべくアンケートを取るなど、これからもアーティストとの信頼関係を大切にしていこうと思っています。


Q.NPOで起業する方へ

アイデアさえあれば起業というのは簡単に出来てしまいます。NPOであれば最初の資金もあまりかからないので、是非積極的にチャレンジしてほしいと思います。
ただ最初の見通しが甘かったり、NPOにすれば助成金がもらえるだろうというのは甘い考えですので、長期的な考えを持ってしっかりやっていって欲しいですね。助成金は宝くじみたいなものですので(笑)
起業は始めるのは簡単ですが、継続するのはパワーが必要で大変ですが、目標をしっかり定めて自分の夢をかなえるために努力をしていって下さい。
頑張ってください!

 

 

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